NECの事業縮小続き人員削減はNECだけの問題ではない
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NECがまた人員削減らしいですね。
昔NECのお仕事をしていたこともある私ですがあれから数年。
どんどん規模縮小してますね。
ライバルの富士通さんはうまく経営されているみたいですけど。
NECが人員削減なんて言い出すと、それにともなって関連で仕事している人も大変ですよね。
NECのような会社が人員削減なんて言い出すと
NEC、事業縮小続き人員削減「4度目」の必然
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180202-00207152-toyo-bus_all&p=1
NECがまたリストラを進めているニュースがでていましたね。
ハードウェア部門で3000人だそうで。
しかも今年度の利益もリストラで浮かせた人件費で賄おうとする始末。
このニュースでは過去の削減の話も記載されていました。
NECが人員削減に踏み切るのは、2001年から4度目となる。
2001年に4000人、2002年に2000人削り、2012年には「1万人削減」も実施した。
このときは、派遣社員が約5000人と半分を占め、本体で2400人弱、子会社で250人。タイ工場を閉鎖して2700人を削減した。
でもこれってNECだけの人員削減の話なんですよね。
たとえば「既存事業の中で特に落ち込みが大きいのが、通信インフラなどを担うテレコム事業だ。」とかかれています。
実際この通信関連の開発業務には多数の会社が関わっているわけです。
昔ですが私もここで楽しく仕事させてもらいましたwww(詳しくはプロフィール参照)
ぶっちゃけNECだけでは開発者足りないですからね。
技術的にも・・・・おっと、これ以上はヤバいですね。
さらに2018年6月29日、10月末から希望退職者を募集すると発表しましたね。
「間接部門かハードウェア事業領域の特定部門に在籍している45歳以上かつ勤続5年以上の人が対象で、募集人数は定めない。退職日は12月28日。退職者には通常の退職金に加えて「特別転進支援加算金」を支給する。」
だそうです。私だったら退職金+αがもらえるから辞めるかな。
でもまだ45歳ではないのが残念w
NECはどんどん規模縮小していきますね。
最初に買ったパソコンはNECの98シリーズだったし、AX20なんでHDレコーダーも買ったし。
最近のNECはいろいろやっては中途半端で投げ出すのでガッカリだったんですけどね。
普通の大規模開発の場合、NECのような会社が上流工程を実施し、実際のソフトウェア開発ではソフトウェア子会社、パートナー会社と仕事が流れるわけです。
でも今回のようにNEC自体が人数削減してしまうと、下請けへの外注費も抑える必要があるのも当然の流れ。
開発業務が減れば、下請けに流れる仕事も減りますし。
それでも上流で利益を確保するために下請けに回すお金も減らす。
人件費抑えるので下請けが開発に連れてこれる技術者への単価も絞られる。
下請け会社も単価の高い社員は出せなくなってレベルの高い社員を少なくしレベルの低い社員とまとめていくらという形で開発チームを作る。
これだと開発規模に対する人数はなんとかそろえられても技術力不足になるのは当然。
悪循環ですね。
下請けは仕事を請け負ってるんだから下請けの技術力は気にしません。
委託した開発を完成させることだけしか考えていません。
人件費を削っているという前提は無視して。
こうなると下請けでは
技術力のある人への作業の負担が大きくなっていきます。
残業時間も増えるし、仕事へのプレッシャーや負担が大きくなっていくわけです。
さらに一緒に組まされた技術力の足りない社員へのフォローも必要に。
これだと下請けではどうしても長時間労働になってしまうわけです。
一ヶ月の残業80時間なんて簡単に越えてしまうでしょう。
そんな状況が何年も続けばいずれ技術力があり頼りにしていた社員すら失う可能性があるわけです。
体調不良、うつ病などで働けなる可能性が高いわけです。
あなたがもしこうした仕事のピラミッドの中で下のほうで働いてるなら賃金のわりに会わない給料しかもらえないのは明らかですね。
下請けの社員からすれば全然いいことありません。
年齢が若く技術力ある社員なんかは安く使えて会社もラッキー。
社員も残業代たくさんもらえてラッキー。
そんなこと言ってるとあっという間にその社員も年取って。。。。
結婚し年を取るとそうはなかなか言えません。
家族の時間も減り体調、体力的も厳しくなっていく。
ピラミッドの一番上の人間は自分の首がなくなることなくそこにいます。
毎年のように事業を縮小してもそこに残ります。
これで回復できたら自分たちはきっと役員報酬もたっぷりなんでしょう。
下の人は事業拡大を名目に人を増やすだけなんで給料自体は増えないでしょう。
サラリーマンの世界ってこんなものです。
そんな世界でただ雇われてお金をもらっていたらはっきり言って人生終わってます。
定年まで疲弊しながら乗り切ったとしても
それまでに十分な貯蓄はあるのでしょうか?
仕事をやめた後の年金だけで楽しく生活できるのでしょうか?
将来の不安ばかりですね。
将来の不安は自分でどうにかしていかないといかんとですばい
60歳の定年以降、再び再雇用してもらえるのは優秀な社員だけです。
全員が希望通り再就職できないのが実情です。
うちの会社も優秀な社員しか定年後は再雇用ないそうです。
かといって近所のスーパーでカゴの整理のバイトをしているのもつまらないし。
っていうかもう少しクリエイティブな仕事したいですよね。
だからこそ、将来的な備えをいまから始めるべきなんだと私は考えてます。
中小企業に勤めていて、上に書いたような状況を理解できるのであれば何か始めるべきなんです。
さすがに60歳、70歳から始めるのは大変だし、仕組み作りを考えると40代からは始めたいですよね。
あなたも今からでも遅くないから会社からの給料以外にも収入を得られる場所を作っていくのが必要だとおもうんです。
あなたの知識や経験はお金になるということを知ることができればブログで稼ぐこともできます。
あなたの知識を必要とする人がこの世の中にはきっといます。
そんなだれかのためにあなたの情報を発信していく。
それがあなたの為にもなり、誰かのためにもなるのが今のインターネットの世界です。
将来の危惧なんてしているヒマがあるならどうにかしようとあがいてみてください。
どうせ1度きりの人生です。
思い切って行動をおこしてみましょう。
子どもは親の経済力で決まるから。
子供の才能を引き出すというか・・・そんな選択肢を提供してあげたい。